マニフィカトとは...
…マニフィカト(マリヤの賛歌)、小さき者に目を留め用いられる神の恵みに預かった者が、神をほめたたえた歌のこと….
紀元元年の少し前の頃、イエスキリストの母マリヤが、天使より受胎告知を受けた後、叔母エリサベツの所へ急いで訪ねた時のこと。マリヤがここに到着すると、不妊だったエリサベツも身ごもっており、マリヤが彼女にむかって挨拶をすると、その声を聞いたエリサベツの子(洗礼者ヨハネ)が胎内でおどりエリサベツは聖霊に満たされた、と聖書に書いてある(ルカ1:41)。エリサベツはマリヤに主の祝福を伝えます。その時にマリヤは昔から伝えられてきた預言が自分の身に起こったことを悟り、ここで神を恐れかしこみ喜びに心震わせ賛美をささげました。それが、マニフィカト(マリアの賛歌)、小さき者に目を留め用いられる神の恵みに預かった者が、神をほめたたえる歌のことです。
取るに足らぬ小さき者を用いられる神、このことが私の心を打ち、この歌を自分の告白として心に刻みたいと思いました。このことを記憶するため自分の音楽活動にその名前をつけました。
たくさんの音楽家がこの「マニフィカト」の歌を作曲しています。バッハもモンテヴェルディも、、、オルガン曲もたくさんあります。いずれ、ご紹介していきます。
紀元元年の少し前の頃、イエスキリストの母マリヤが、天使より受胎告知を受けた後、叔母エリサベツの所へ急いで訪ねた時のこと。マリヤがここに到着すると、不妊だったエリサベツも身ごもっており、マリヤが彼女にむかって挨拶をすると、その声を聞いたエリサベツの子(洗礼者ヨハネ)が胎内でおどりエリサベツは聖霊に満たされた、と聖書に書いてある(ルカ1:41)。エリサベツはマリヤに主の祝福を伝えます。その時にマリヤは昔から伝えられてきた預言が自分の身に起こったことを悟り、ここで神を恐れかしこみ喜びに心震わせ賛美をささげました。それが、マニフィカト(マリアの賛歌)、小さき者に目を留め用いられる神の恵みに預かった者が、神をほめたたえる歌のことです。
取るに足らぬ小さき者を用いられる神、このことが私の心を打ち、この歌を自分の告白として心に刻みたいと思いました。このことを記憶するため自分の音楽活動にその名前をつけました。
たくさんの音楽家がこの「マニフィカト」の歌を作曲しています。バッハもモンテヴェルディも、、、オルガン曲もたくさんあります。いずれ、ご紹介していきます。
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マニフィカト
マリアの讃歌(ルカ1:46-55)
マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、
わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。
ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。
力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、
そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。
主は、御腕をもって力強いわざをなし、心の思いの高ぶっている者を追い散らし、
権力ある者を王位から引き降ろされます。低い者を高く引き上げ、
飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせないで追い返されました。
主はそのあわれみをいつまでも忘れないで、そのしもべイスラエルをお助けになりました。
私たちの先祖たち、アブラハムとその子孫に語られたとおりです。」
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